「幻象素描」おぼえがき



知る人は世界に30人といないでしょうが、
「中島新聞」という零細出版物があります。
そこでぼくは1999年から「幻象素描」という
ちょっとした読み物を連載しています。

そのままでは読みにくいので
ブラウザで閲覧しやすく再構成しました。




1.『徘徊』
「幻象素描」第1作。
ぼくが散歩の途中で出会った光景を
マンガ風にしてみました。

2.『工場見学』
「幻象素描」第2作。
その昔、『おとなのしごと』に対して
不思議な印象を覚えたものです。
自分が大人になった今、それらが
まごうことなき日常の営みだったことを
ようやく理解しました。

-- エチュード --

-- 「ねずみもち」 --

3.『ななしちゃんの家出』
「幻象素描」第3作
幼稚園児『ななしちゃん』を主人公にしました。
ななしちゃんは空見幼稚園の年少組。
暴れん坊の5歳の女の子です。
大人であれ子どもであれ、
猫とおはなしできる人はうらやましいな。

4.『あの子ちゃんの逆激』
「幻象素描」第4作
ななしちゃんの親友、あの子ちゃんの
空見幼稚園におけるある日のエピソードです。
ななしちゃんはあの子ちゃんと対照的で、
とても物静かな子だと思われていますが
この日はちょっと違いました。

5.『空見幼稚園』
「幻象素描」第5作。
ななしちゃんとあの子ちゃんは
いつも一緒に遊びます。
クラスのみんなに敵意を持つななしちゃんが
だれとも打ち解けないあの子ちゃんと
とても仲良しなのはなんだか不思議。
でも、このままでほんとにいいのだろうかと
担任の滝本先生はいつも心配しています。

back